先日の減法主義の記事を受けて、
必要最小限の教材を考えてみました。
1.基本書・百選
2.過去問
3.まとめ教材
まず、1.基本書・百選について
試験対策に一番向いているということで、
C-bookかシケタイでいいんじゃないでしょうか。
もちろん僕も学者の先生の基本書を持っていますが、
通読用としてではなく
詳細・正確な内容を調べる参照用素材にすぎません。
(これなら図書館に行けばいいだけなんですが、
その時間がもったいないため)
次に、2.過去問について
これはみなさん強調されるので、
特別な説明も不要かと思います。
その他の演習書は時間的ゆとりがある場合に、
論点潰しのためにやっておくと安心でしょう。
他の受験生が当然知っている知識を知らないというのは致命的ですから。
最後に、3.まとめ教材について
ここが今回の記事の肝ですが、
なにか幹となり核となる素材があるのは心強いです。
論文なら趣旨・規範ハンドブックのようなものですね。
短答用なら完択のような各予備校出版のコンメンタール。
最近はネットで自称上位合格者がまとめ素材と称する
情報商材を出しているのが目につきます。
自らの思考が試される試験に臨むにあたって、
他人の思考過程を記したノートにどれほどの価値があるのでしょうか。
(わらにもすがる思いの受験生の心につけ込んだ暴利行為は度し難い)
僕は論証や判例、そして趣旨・要件・効果など必要な要素がまとまった
某予備校のテキストを使っています。
そういったまとめ素材を使う上で気を付けなければならないのは、
減法主義に則って情報を付け加えないことでしょう。
余白があるのを売りにしていたりするものもありますが、
付け加えるより減らすことを僕なら考えます。
それかその余白は、
自分にとってしっくりくる表現に変えるために使います。
同じことについての論証でも、
素材が違えば表現が全然違います。
同趣旨のことを述べているならば、
頭に入りやすい方を選べばいいでしょう。
とにかく付け加えることや増やすことに対しては相当慎重です。
ある種のミニマリストかもしれません。
Bonafide Law
Hustler
秀 虎
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