スキップしてメイン コンテンツに移動

手を動かす具体的方法



先週の勉強時間は29時間弱でした。

先々週より1時間減となっているものの、
仕事に数回行ってきたことを考慮すると
頑張った方かと思います。

それでも自分に負けたことが悔しい。
日曜の夜には完全に負け切って逃げました。

勝負には負けても、自分にだけは負けたくない。
今週も己と闘います。

____________________________

さて、昨日は考えるには手を動かせと言いました。
その具体的な方法論のお話を。

是非はありますが、それはマーカーです。

母校の教授 斎藤孝さんが
読書における「3色ボールペン」の使用を提唱されて有名になりました。

是非の非の部分でよくあるのが、
「マーキング自体が目的」になってしまうというものがあります。

確かに、中高生を教えていると
教科書・ノートがカラフルで美しいんですね。
そうすると、そんな生徒を教える僕としては、
「そのカラフルさで点数はあがりますか?」と嫌味を言ったりもしていました。

そういった目的を間違うと、
合格という本来の目的からも外れていく気がしています。


それで僕がマーキングを進めるのは、
「思考の整理」になるからです。


基本書なんかは構造が分かりにくい部分くらいにしか
マーキングはしません。

一方で、何回も見返すもので構造が分かりにくいもの、
百選だったり、答案だったり、論証・完択なんかは
徹底的にマーキングします。

さらに具体的には、
定義・趣旨・要件・効果及び事実・評価
といった基準で色を分けていたりします。

そうするとぼんやり眺めていたときには分からなかった
対象の構造がはっきりするのです。


僕は大学受験における国語の時から、
この方法を使っていました。

マーカーが使えなかったので、
鉛筆一本で記号を用いたり工夫したりして。


もちろん目を通すだけで構造を見抜けるのであれば、
まったく不要な方法論で時間の無駄かもしれません。

ただ僕のような人の倍やって土俵に立てる人間には
戦略が必要なので、そのひとつのご紹介でした。


Bonafide Law Hustler 
秀 虎 
h1det0ra
Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

コメント

このブログの人気の投稿

予備試験のモチベーション

僕は独学、しかも宅弁なので モチベーション維持には工夫を凝らしています。 普通の人と感性がずれているので、 自宅で勉強することは特に不便はありません。 むしろ自宅なので 「あの参考書を参照したい!」 なんていうときに最適な環境です。 傍から見れば自制心が強いと思われるかもしれません。 でも、僕も普通の人となんら変わりはなく、 スマホの誘惑なんかには余裕で負け続けています ( 笑 ) そんな中、最近になって独学ならではの モチベーション維持のための秘訣を発見しました。 それが StudyPlus というアプリです。 勉強記録をつくるというシンプルなアプリなんですが、 同じ目標同士の人でつながれるという SNS の要素も備えています。 公に記録するだけあって、恥ずかしい記録はつけられません。 また、本当に勉強している人とつながることで負けれない、 という一種のピアプレッシャーもあります。 ピアプレッシャーというのは、 みんなが残業する中で自分ひとり帰社することができない というあのプレッシャーを指します。 つまり、 StudyPlus を使うことで、 本当にレベルの高い受験生同士の間でピアプレッシャーを 感じることができるのです。 これを使わない手はないでしょう。 僕も 「秀虎」 という名前で予備試験のところにいますので、 ドシドシ申請のほどお待ちしております! Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

年内目標―予備試験進捗―

こんにちは、秀虎です !! 散歩を 3 日続けていたら、 だいぶ調子が良くなってきました。 この調子でガンガン予備試験の勉強も 進めていきたいところですが… 現実は、まだ民法の基本書読み込みと 論証潰しに取り掛かっている最中です。 ひとまずの目標としては、 1 月からの 辰巳の答練 を受講することにあります。 本当は 10 月から受講したかったんですが、 勉強の方が追い付かず断念。 その点、 辰巳は 1 月からも開講 している為、 便利です。 この調子で行くと、 短答の勉強開始時期は年明けになりそうです。 その素材は、 マコタン を数周して 柴田講師の過去問集 で完成を目指します。 とにかく年内は基礎を形作ることに 重点を置きます。 その素材は、ほとんど 柴田講師 !! 生講義+論基礎+一問一答法律用語問題集 あとは 呉先生 が出されている 刑法・刑事訴訟法だけは呉シリーズでいきます。 呉先生を併用する理由は、 生講義だと論点に触れられていないので、 論点への理解が乏しくなるおそれがあるからです。 私が予備校本しか使わない理由。 それは分かりやすいからに尽きます(笑) 学者の先生の知見も面白いのですが、 試験である限り判例・通説に従えば 大抵の問題は解決できるため、 通常の基本書には興味があまりありません。 とすれば、あれだけ膨大な基本書を読んでいる時間は ありません。 ただでさえ、試験勉強というのは時間が不足しています。 必要最小限の時間しか残されていなのですから。 予備校本でも合格できることを身をもって証明します。  秀 虎

型にはまってみる

おはようございます、秀虎です! 実は、数日前から 禁煙にチャレンジ しております。 飲み薬タイプで、最初の一週間は喫煙しながらで OK! これ、実家を整理していた際に発見した薬です。 つまり以前、 断念した証 なのです(笑) なぜ突然、禁煙しようと思ったのか? それは近年の嫌煙ブームにも一因がありますが、 就職 に大きな理由があります。 それはここ最近ずっと面接を受ける中で、 喫煙者が避けられているという事実 です。 これまでの職では、 勤務時間中でも喫煙タイムがあるのは当たり前でした。 なので最初はそれが常識だと勝手に考えていました。 しかし、現在は喫煙者も減っているのか、 タバコ休憩など存在しないのが潮流のようです。 そもそも勤務するビルに喫煙スペースがないことも多々あります。 また「タバコを吸いますか ? 」という質問を問われることも多くなりました。 それが禁煙にチャレンジしている大きな理由になります。 人間って元来、 怠惰な生き物 だと思っています。 (どこかでそんなことが書いてあるのを見ました) だから、楽な方へ楽な方へ流れて行ってしまうんですね。 そんな自分を律するにはどうすればいいのか ? その一番簡単な方法は、 タイトル通り 自分を型にはめてしまう ことです。 自分を変えたければ、あえて型にはまってみる。 その型こそ、 習慣 です。 これを私の例にあてはめてみます。 (あくまで理想的な流れで) ●喫煙できない環境に自ら飛び込む(型にはまる)   ↓ ●タバコを吸わないことが当たり前になる(習慣化)   ↓ ● (うまくいけば) 禁煙(ライフスタイルの変化)   ↓ ●健康になる 私は小学生の頃、 空手 をやっていました。 もちろん強くなりたくてやっている訳ですから、 実戦形式の組手をしたくて仕方がないわけです。 しかし、実際に最初のうちに練習するのは 型 なのです。 当時はその意義が分かりませんでしたが、 今なら分かります。 型が身体に染み込...