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一冊に向き合うことの難しさ

僕が大の予備校本好きということがバレてしまいました()


合格すればいいわけですから、
本当に手段は人それぞれだと思います。


ただ、予備校本と侮っても、
一冊に向き合うということは非常に困難を伴います。


ここで一冊に向き合うというのは、
何周も読み込むことです。
もちろんC-BOOKやシケタイであれば、
辞書のように使うだけで事足ります。


ただ、基本書というとそういう訳にはいきません。


それは頭の中に、
合格者が口を揃えて言うところの
法律の体系を構築しなければならないからです。


司法試験を目指すような人は
そもそも優秀な方が多いので、
当然の前提になっていることでしょう。


ただ、これを他の試験に目を移すと、
この当然ができていないことが多いようです。


(一部の例外を除いて)
そもそも一回で理解できることなんて
あり得ません。


一回で理解しようとすることが、
不合格の割合が増えてしまう原因でしょう。


もちろん一冊に向き合うことは困難を伴います。
だって、一度読めば満足するし、
再び読む必要性を感じなくなるからです。


だからこそ方法論が必要だと考えています。


僕の場合は以下のステップを踏みます。

1.目次をコピーする

2.目次を片手に該当箇所を確認しながら、
 さらっと一気に読み込む

3.二周目は書き込みをしながら読み込む
 (目次は常に手元に)

4.三周目は書き込み・マーカー部分を読み直す

5.四周目は著者が問題提起している部分の回答を考える


これが絶対ではないので、
みなさんなりのアレンジを試されるといいと思います。


また、この一冊に向き合うことの難しさは、
資格試験の基本書に限らず、
ビジネス書においても同様にあてはまります。


近いうちにビジネス書を含めた、
秀虎なりの読書論をお伝えしたいと思います。



2017予備試験まであと281日…。】

Bonafide Law Hustler 
秀 虎 
hideo109

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