今日はこちらの記事から ********************* 群馬県警捜査1課と前橋署などは23日、 女性に性的暴行を加えけがをさせたなどとして 強姦致傷の疑い で、東京都渋谷区大山町の俳優、 高畑裕太容疑者(22)を逮捕した。 調べに高畑容疑者は 「女性を見て欲求を抑えられなかった。 やったことは認めるが、企てていたわけではない」と供述し、 計画性を否認している。 引用:産経新聞 http://news.yahoo.co.jp/pickup/6212045 ********************** 昨日、この突然の NEWS に驚きを隠せませんでした。 チャリティ番組パーソナリティに連ドラ、バラエティなど 絶賛売り出し中の俳優さんだったからです。 刑法 177 条【強姦罪】 暴行又は脅迫を用いて十三歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、三年以上の有期懲役に処する。 同法 181 条 2 項【強姦致死傷罪】 第 177 の罪…を犯し、よって女子を死傷させた者は、 無期又は五年以上の懲役 に処する。 刑法によると、強姦致死傷罪の刑罰は 上記赤線の通り非常に重たいものとなっています。 もっとも彼が 初犯 であり、 被害者との 示談 が成立すれば、 執行猶予がつくというのが相場 だそうです。 たとえ執行猶予や不起訴となっても、 彼が俳優として再起することは、いばらの道でしょう。 ここに 「信頼の困難性」 があります。 信頼というのは“形成する” (築く) のも難しいが、 “回復する”というのはさらにハードルが高くなります。 最近になって某有名芸人さんが復帰しました。 彼も同じ性犯罪の類でしたが、 その復帰までおよそ 10 年ほど掛かっています。 今回の件は、それよりも犯情が重たいものです。 せっかく世間に認知され、活躍しだした矢先の出来事。 築きあげつつあった信頼を、いっときの衝動で失いました。 まだ 22 歳と若く将来のある彼。 信頼を取り戻すのは並大抵のことではないでしょう。 【 2017