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6月, 2016の投稿を表示しています

K dub shineと健太君の思い

僕の大好きなラッパーの一人、 それがキングギドラのリーダーであるケーダブシャインさんです。 生きるレジェンドである彼と健太君の思いとは。 詳しくは こちら に載っていますが、 簡単に説明します。 千葉県の高校生だった彼は、不幸にも亡くなってしまいます。 健太君はケーダブさんへの憧れがあり、ラップをしていました。 そのうちの「今の世の中」という彼の作品に ケーダブさんがリミックス曲を発表しました。 当時ネット界では、 「恥ずかしい黒歴史を晒された」 など揶揄の声が多くみられました。 ただ、僕は一ラップファンとして 健太君にとってこれほど嬉しいことはないのではないかと思っています。 一高校生の自主制作ラップに 憧れのアーティストが取り上げて、リミックスしてくれる。 僕であれば、天にも昇る思いです。 それはきっと健太君も同じだと思います。 R.I.P 健太 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ hideo109 Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

知的“財産権”は軽視されがち

先日の記事 で 「情報はタダではない」 と述べました それと密接に関連あるお話を 今日はしたいと思います。 みなさんの趣味はなんでしょうか? 音楽を聴くこと? 映画を見ること? 漫画・アニメを楽しむこと? 10 代~ 20 代の若年層の趣味は、 このうち 1 つ、いや全部だという方も当然いるでしょう。 今挙げた 3つには共通 するものがあります。 それは 知的財産 だということです。 前回の記事の最後で、 「目に見えない情報の価値は飛躍的に高まっている」 と言い残しました。 それこそ 知的財産権 です。 音楽・映画・漫画・アニメは知的作業の所産であり、 民法のうち物権法の特別法として規定されている 著作権法などによって守られています。 民法のうち物権法では、 主な対象が有体物たる動産・不動産です。 つまり、 民法で保護することができない知的財産を 特別法たる著作権法や特許法で保護することにした のです。 (以上の点につき、下記を参照☟) この点、前述の音楽・漫画・ゲームなどの趣味では 僕が高校生の頃から違法 DL が横行し続けています。 「人のものを盗ってはいけません」 というのは 幼稚園生でも知っています。 これはもちろん高校生や違法 DL をする側も知っているでしょう。 つまり目に見える有体物 (固体・液体・気体) には価値を認めているのです。 その証拠に万引きに対しては罪という意識が高く、 するような人も違法 DL に比べれば多くはないでしょう。 しかし、悲しいことに人間というのは 目にみえない物の価値を低く見積もる傾向があるのです。 前回の記事でも触れましたが、 その作品を完成させるために努力を重ね、 自分に対して投資をしてきました。 そうした“努力”を想像し、 購入することで“投資”に対する“リターン”を 返してあげるべきではないでしょうか。 その“リターン”が芸術家たちの 次作へのモチベーションや、さらなる“投資資金”になるのです。 ですから、本当にいいと思った作

情報はタダではない

最近、 ココナラでのスキル販売の話 や、 「専門家を疑う視点を持とう」 ということを 言ってきました。 まず、分かりやすいのは 「専門家」 です。 彼らはこれまで自分の 知識に投資 した結果、 その専門家としての地位に就くことができました。 だから、彼らの 年収 が基本的に高いのです。 いわば それまでの投資に対するリターン だと考えれば、 それほど不満を感じないかもしれません。 ギャンブルなどの投資は間違いなく破滅への第一歩です。 ただ投資が許される例外は、このような 自己投資 です。 取り組み次第で確実なリターンを得ることができるからです。 そして、専門家とまでは言えなくても、 高度な技能を有する人 はたくさんいます。 その 専門家的素人 とユーザーを結びつけた ココナラは画期的な事業だなと思います。 以上のようなことから言いたいことは、 タイトル通り 「情報はタダではない」 ということです。 情報・技能はその人達が苦労して修得してきたもの です。 ネット時代の現在、このようなことを考え付かず、 「○○の情報を教えて―」なんて言ってくる人もいます。 もちろん仲のいい友人同士で お金のやり取りは好ましくありません。 ただ一歩外に出たり、特にネット上などでは、 情報はタダではないということは胸に止めておくべきでしょう。 それぐらい“目に見えない”情報の価値が飛躍的に高まっています。 【 2017 予備試験まであと 320 日…。】 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ hideo109 Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

職 人 気 質

僕の祖父は農家でありながら、 大工 でもありました。 そして父は 美容師 でした。 なのに 僕は手先が悲惨なほど不器用 です ( 笑 ) それでもそういった 職人の血 を受け継いでいるのは、 間違いありません。 「発達障害のこだわり」と言われれば それまでかもしれませんが、 知的作業においては僕も職人気質 です。 だからこそ、 法律の職人である弁護士 を目指しているのです。 その職人気質からか、 たいていの専門的知識が必要なことは自分で片付けます。 障害年金の請求の際も、 社労士用の専門書を買ってきて 自ら申請手続を行いました。 (お金がなかったというのもありますが ( 笑 ) ) また、最近は自分の病と向き合うべく、 こんな専門書まで購入しました。 10 年近く精神疾患と格闘した末の、 医療に対する不信 かもしれません。 一時期は 10 種類近くの薬 を飲んでいました。 その当時は、 「医者の言うことだから間違いないだろう」 なんて甘い考えでいました。 しかし、今年の春から 薬の大量処方を控えるようにと 厚労省から指導が出ました。 つまり、先の 大量処方は誤り だったのではないでしょうか。 その結果、現在では眠剤を除けば 3 種類の薬 で済んでいます。 統合失調症の薬で多数の方が犠牲になられたという ニュースが最近ありました。 医者の言うことだから間違いない、 そんな過信を捨て、自分の身は自分で守らなければなりません。 もちろん何もかも自力でできる訳ではありません。 時には助けを求めることも必要でしょう。 それでも 基本的なマインドは“自力本願” であるべきです。 専門家の意見といえども、鵜呑みにせず自分で裏を取りましょう。 【 2017 予備試験まであと 321 日…。】 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ hideo109 Copyright © HIDETORA. All rights reser

改憲の是非

昨日に引き続き、 「憲法改正」 について考えるところを述べます。 「安倍首相にとって改憲は悲願」 だと 先日の記事で言いました。 * 「アメリカからの押し付け憲法」との批判 がありますが、 それと関係なく 条件付きで改憲に賛成 しています。 ( * 当時の政府には、 現憲法のような人権保障・民主主義が徹底したものを 作ることはできませんでした。 この点については下記の本を参照ください。) 問題は “どこ” を変えるのか、です。 左派の本丸は 「憲法9条」 を改正させないこと でしょう。 なんせ安保法を戦争法と言っている訳ですから。 (一体どこと戦うつもりなんですか、と聞いてみたいものです ( 笑 ) ) 僕は改憲に際して、 9条こそ真っ先に改正すべき だと考えています。 「自衛隊の存在」は、9条に反するのは誰の目にも明らかだからです。 しかし、その「自衛隊の存在」は日本には欠くことのできない組織です。 まず、災難救助で活躍するのは彼らです。 そして、外交には「抑止力」が必要だということ。 戦うためではなく、戦わないために 「抑止力」が必要だと僕は考えています。 そして懸念されるのが、 「改正要件」を定める 96 条 です。 その理由は次の通りです。 まず憲法を守らなければならないのは、 「我々、一般人」 ではなく 「公務員」( 国会議員 含 ) です。 (憲法というのは、国家権力から国民の権利・利益を守ります=対国家規範) となると、権力者にとっては 例の大変厳しい改正要件は邪魔で仕方がない存在でしょう。 (国民を制約し辛くなるからです) つまり僕は 「改正要件」を定める 96 条は死守しなければならない 、 そう考えています。 他にも改憲によりつけ加える必要があるとして、 現憲法に明文のない 「新しい人権」 があります。 この「新しい人権」とは環境権、プライバシー権等 多種多様なものがあります。 明文がないということで、 これまで裁判所は解釈で認めた例もあります。 前述の憲法は対国家規

参院選はじまる―隠れた争点―

おはようございます。 いよいよ 参院選 が始まりました。 僕は当日行けそうにないので、 期日前投票をするつもりです。 ざっとニュースに目を通した限り、 今回の選挙は主要争点がないとのことです。 が、僕は違うと睨んでいます。 その隠れた争点は安倍首相の悲願である 「憲法改正」 です。 その改憲には 極めて厳しい要件 が課されています (硬性憲法) 。 【第九十六条】     「この憲法の改正は、 ① 各議院 の ② 総議員の三分の二以上の賛成 で、国会が、これを発議し… 国民投票において、その過半数の賛成を必要とする。」 改憲要件を分かりやすく改変してみました。 まず、①にある通り 両議院 の議決が必要となります。 圧倒的多数を誇る自民党が率いる衆議院だけではダメなのです。 そして、②には 総議員の三分の二以上の賛成 とあります。 つまり、衆議院・参議院でそれぞれ全員の 2/3 の賛成が必要となるのです。 この点、衆議院では現在 自民党・公明党合せて 326 名と 2/3 要件を満たします。 しかし、参議院においては 与党は 134 名と要件を満たしません。 ここから分かることは、 自民党はなんとしても今回の参院選で 2/3 要件を満たすべく残り 30 名近くの当選者が欲しい と いえるのではないでしょうか。 ただ、都知事の失態を引き起こした自民党。 それがどこまで尾を引くかが見所です。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ hideo109 Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

覚醒した虎

精神的な脆さから、生活能力に欠ける これまでの僕は経済的に他人に頼り切ってきました。 親をはじめ、結婚してからは妻に対して、 多大なる経済的負担を掛けてきました。 結婚してからは、 妻にありとあらゆる経済的支援を受けてきました。 しかし、その妻も その状況に限界を感じてきたこの頃。 どうにかしようとはするものの、 精神的に追いつかないというジレンマに苦しみました。 ただ、僕のモットーは自力本願。 このいわば“どん底”という状況を、 自力で突破していきたい。 しかし幸いなことに、僕と妻で共働きをすれば、 独身生活を送るに比べ、収入は倍になります。 (自力ではなく、更に高いレベルの協力関係) 自力本願で生きてきた僕にとっては、 今回のどん底ともいえる経済的ピンチが 眠っていた虎を覚醒させました。 人は自分で「変わらなければならない」とは思っていても、 惰性で生きるのが人間の性です。 その 「変わりたい」という気持ちを後押しするのは、 人や本との出会い であったり、 今回のようなどん底体験 です。 追いつめられないと気付けない 自分の弱さを認めると共に、 これからをどうのし上がっていくか。 それが今の僕の課題です。 「現状を打破したいという人にお勧めの書籍」 「 NobodyKnows からのし上がる plan 」  「 SWAG WALK 」 Ak-69 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ hideo109 Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

私にとっての根源的問題―社会の一員となること―

おはようございます。 いよいよ梅雨本番といった感じで、 出勤が億劫になってしまう時期ですね。 そんな億劫ながら出勤という義務を果たせる人等に対して、 私は 前回の記事 で 「僕はそのレールを外れた以上、 根源的な問題 を突きつけられています」 と述べました。 その 根源的な問題 とは、 「なぜ社会に出て、働かなければならないのか?」 という疑問です。 僕は働くこと自体が嫌という訳では決してありません。 むしろ弁護士となったら、身を粉にして働く覚悟があります。 ただ、出勤恐怖を抱いている僕には、 応急処置的な対処法ではなく、 ある種の哲学のような根本的な問題を考えなければならなくなりました。 人生において 、その人その人により違いますが このような 哲学的問題を考えなければならない場面というのは、必ず訪れます 。 大学受験の際にお世話になった「元井太郎」という予備校講師は、 受験において「哲学してはいけない」という趣旨のことを仰っていました。 それは大学受験で「なぜ勉強しなければならないんだろう?」 という哲学をし始めたら、 本来の目標である“大学合格”という目標から遠ざかるからです。 (大学受験合格には哲学は要求されていないのです) 本屋に行けば、「働く理由」のような 働くことに対する哲学的な本がたくさん並んでいます。 それが意味するものは、 実際には多くの人が 「働くことの意味」 を探し求めているということでしょう。 それらの本では、 社会の為であったり自己実現の為など、 綺麗ごとが並べられています。 ただ、それはマズローの5段階欲求でも上位に位置するものです。 私のような出勤恐怖を抱いている人間には効果的ではないでしょう。 私のような発達障害を抱える人間にとっては、 言われたことを真に受けることはできなくて、 真に腹の底に落ちた時に行動できるものです。 つまり、自分が納得しなければ行動に移すことができません。  前にも述べましたが、 今の職場での地位に留まるのは「司法試験合格」を最優先に考えているからです