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高3女子生徒が刺殺された平成25年の三鷹ストーカー殺人事件で、
東京高裁の差し戻し判決により、やり直しとなった元交際相手、
池永チャールストーマス被告(23)の裁判員裁判の初公判が4日、
東京地裁立川支部であった。
菊池則明裁判長は、検察が差し戻し後に
被告のリベンジポルノ(復讐目的の画像投稿)行為について
児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)罪などで追起訴したことの当否について、
「裁判官3人だけで判断する」と述べた。
産経ニュースより引用
引用元:http://www.sankei.com/affairs/news/160304/afr1603040013-n1.html
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噛み砕いて説明しましょう。
裁判というのは主張したこと以上の判決を下せません。
刑事裁判でいえば、検察官の主張したこと以上の罰は下せない訳です。
本裁判では、一審においてリベンジポルノに関して
検察官は諸事情により主張していませんでした。
にも関わらず、一審の裁判員裁判は量刑において
リベンジポルノを考慮していた感がぬぐえない。
それ受けて、控訴審である高裁が
「それはルール違反だよ、
リベンジポルノも考慮するんなら検察官がきちんと主張しなさい」
といって検察官にリベンジポルノでの処罰も求めさせて
一審からのやり直しを命じた訳です。
事件についてはさておき、
ここではリベンジポルノについて私見を述べます。
恋愛で盛り上がっている十代の子どもたちには、
その事の重大性に気付かないことが多いでしょう。
欲が先行しますし、
ポルノを断ることで彼氏に嫌な思いをさせたくない…
などなど色々な理由があるでしょう。
僕自身も身近な人の写真を発見したりして驚いたものです。
それぐらい容易に拡散し、閲覧できる時代になっています。
そこの認識が欠落していると、痛い目に遭います。
しかも現代のネット社会では削除することが困難であり、
痛い目にあってからは遅きに失します。
どうか今の若い少女たちには、
安易に彼氏等に動画像を送信して欲しくはないと思っています。
もし送信することや、行為の撮影を求められても
強い意志をもって拒否する勇気を持って下さい。
拒否=嫌い、ではないのです。
ましてや彼氏への拒絶でもありません。
本当に愛してくれる男性であれば、
あなたを傷つけるようなことはしません。
好きな人の意志であれば、当然尊重してくれるでしょう。
そうでなければ、それはただの猿。
速効でサヨナラを告げることをおススメします。
自分の身は自分で守る。
親しい間柄でもこういった護衛の精神が必要なところに、
ネット社会の闇を感じます。
Bonafide Law
Hustler
秀 虎
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