こんばんは!!
春になって不眠気味で身体が重い日が続いております。
一方、勉強の方はB7論証集も行政法に入り半分ほど。
もうすぐ7科目完成です。
あとは5末までに基本知識を叩き込みます。
その為に学生時代に取った入門講座を聴きながら、通勤したりしています。
(頭の中の恋人は完全に柴田先生w)
さて、そんな基礎知識を叩き込もうという時に、
法律の入門書の存在があります。
そのカテゴリーはまさに玉石混合。
最近ではアニメ風なタッチも出てきて、昭和生まれは驚いています。
(二次元じゃないと若い人は読んでくれないとか)
予備校講師ではない方も多く出されていますね。
そういう方の入門書を読んだこともあるのですが、
条文などの形式的な説明だけで
「本当に入門書?」
と驚愕してごみ箱にいきました。
逆に、司法試験専門の予備校講師の方の法律入門書は信頼がおけます。
まずは私の師である柴田孝之講師の「生講義シリーズ」。
こちらは分かりやすく噛み砕いた説明があります。
そのかわり、少し詳細に過ぎ
読者側が気をつけなければ「気を見て森を見ず」
という状態に陥るのでご注意を。
次は、辰巳予備校で長年人気の加藤晋介講師の「ざっくり入門シリーズ」。
入門という看板に偽りありといえるかもしれません。
ある程度知識がある方が法律のバックグラウンドの把握することや、
柴田先生の弱点を補うという意味で、体系を意識するということに
向いている入門書といえるでしょう。
ちなみに刑法に関しては、通説判例の行為無価値論ではなく
結果無価値論で説明されています。
最後に伊藤塾のお二人。
呉明植(ごう あきお)講師の「基礎本シリーズ」。
伊藤塾で大人気の講師ですね。
予備校講師が書いた学者本とでもいえるほど、
高度かつ詳細で気に入っています。
各科目それぞれ論証集が附属しています。
ただ、これだけの良書なのに欠点もあります。
それは出版科目数が少ない!!
2016年3月末現在、出版されているのは
刑法総論、刑法各論、刑事訴訟法、民法総則、民法物権のみです。
お忙しいでしょうが、執筆の方も是非力を入れて頂ければと思います。
残すは司法試験予備校界の革命児、伊藤真講師の「入門シリーズ 講義再現版」。
実は僕の一番オススメする法律入門書は、こちらです。
全7科目揃っていて口語調です。
中身は全科目とも200頁前後なのですが、
その分細かい議論は捨象して、基本原理・体系がギッシリ頭に入ってきます。
文章が一番読みやすいのも特徴です。
これ以上噛み砕けないよ、というくらい丁寧に説明されています。
これであれば法律に門外漢な方にもオススメできる一冊。
ただ、ひとつだけ注意点を。
2007年に会社法ができましたが、
その際に当本も新会社法に合わせて改定されました。
その会社法の説明を読んでいると、非常に読みづらいんですね。
思わず「他の方が書いたんじゃないか」と疑うほど文体が違います。
ですから、僕のオススメとしては改正前の本を入手することです。
古いバージョンを読むほうが新しい会社法の理解に役立ちます。
※リンクのひとつ前のバージョンがオススメです
以上、オススメの法律入門書でした!!
Bonafide Law
Hustler
秀 虎
@hideo109
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