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国民が受け手の地位に固定?

おはようございます。

最近すこぶる調子がよく、
勉強も仕事も奮闘しております。

そして、先日受けていた面接で採用が決まりました‼


といえども考えすぎると不安になるので、
気負わずに自分のペースで進めていければと思っています。


さて、今日の本題。


みなさん、「知る権利」という言葉をご存知でしょうか?


「表現の自由」を定める憲法上の権利を根拠として、
マスメディアなどに比較すると
「受け手の地位に固定されている国民」に対して保障される
国民側から情報公開等を請求できる権利のことを指します。


それを受け、行政機関や信用情報(ブラックリスト)などの情報を
一般人が閲覧できるように、各種情報公開法が制定されました。



ただ、情報技術は日々進んでおり、
近年ではSNSが台頭してきました。


そのSNSの影響力は目覚ましいものがあります。


個人情報流失のおそれや、
若者の悪ふざけが問題になることが少なくありません。


これを企業側は危惧し、コンプライアンス順守の観点から
SNSの利用ガイドなどが策定されています。


また、TVなどのマスメディアに対する効果も大きいものがあります。
積極的にSNSの私人の意見を取り入れる反面、炎上することも多く、
芸能人の多くに萎縮的効果を与えている節も否めません。


こうなるともはや「知る権利」の根拠たる
「国民が受け手の地位に固定されている」という前提は
崩れているのではないでしょうか。


芸能人ならまだしも、特に若者の悪ふざけに対する
「私刑」ともいえるような炎上騒ぎは、
度を越えている印象すらあります。


もちろん悪事に対する制裁は必要です。
ただこれは子供だけの責任ではない気がするのです。


確かに大人にとってもSNSは新しいツールですが、
その適切な使い方を指導する責務が大人にもあるのではないでしょうか。



僕が小学生の時にネットが普及し始めた頃には、
もはや死語ですが「ネチケット」(ネット上でのエチケット)というものを
徹底して指導されたものです。
言葉は違えど、これはもちろん今の学校でもやっているでしょう。


それでも若さゆえに悪ふざけもあるでしょう。
振り返れば、誰しも隠したい過去の一つや二つはあるものです。


だからこそ、それに対して個人を特定する等して
「私刑」をするということにはどうしても抵抗があります。


SNSの使い方が分からない子供の将来を壊してしまうようなことを、
匿名の集団がすることではないかなと感じています。


大人ですら日進月歩の現在を手探りで歩んでいるのですから…。


2017予備試験まであと211日…。】

Bonafide Law Hustler 
秀 虎 
hideo109

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コメント

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