思い返せば、僕の人生って逃げてばかりでした。
嫌なことはやらない傲慢さ。
この歳で気付きました。
この歳で気付けました。
教えてくれたのは、まず敬愛するAK-69をはじめとするHipHop。
「一歩も引かねぇ、俺はSoldier」
「イモひきゃケツわるしかねぇぞ小僧」
「ビビったならば最後だ、引くんじゃねぇぞ」
「逃げるならとうに逃げとるて
かっこ決めて歩くのが俺の信条」
これまでなら「ふーん、かっこいいじゃん」って
こういったリリックを聞き流してました。
それをリアルに感じさせてくれたのが2つありまして。
まずはabemaで流れていたAK-69の武道館2DAYS。
もう一つは、「森田療法」という本。
1つ目について、僕はAKが少し売れ始めたくらいから知っていて
Kalassy Nikoffの頃から聴いていたので、
感動で4時間泣きっぱなしw
その4時間の中でちょいちょいMCがあったんですが、
彼がどんな気持ちでその曲を作り歌ったのかが伝わってきて
改めて彼の生き様が好きでAK-69を10年以上聴いてるんだなとしみじみ。
僕が感じたその生き様っていうのは、
己の弱さに向き合う姿勢というかアティチュード。
たとえば「START IT AGAIN」のHOOKにしても、
「もう1ミリ」という曲にしても、
常に自らの中にある恐怖と向き合っている姿勢がうかがえます。
そしてもうひとつの「森田療法」について。
「森田療法」については、
16-17歳くらいにパニック障害になったときにその存在は知っていました。
ただ概要だけ知って自分には合わないと決めつけて
10年以上詳細を知ることなく30歳を過ぎていました。
それがふとしたきっかけで以下の本を手に取りました。
試験でもなんでもいい、
なにかに不安を抱える方にこの本のおわりにだけでも読んで欲しい。
僕は著者の生き方、というより人生の終え方に心が震えました。
自身も神経症的傾向があった著者が、
自ら森田療法の実践者として人生の幕を閉じた様子が描かれています。。
そこで本文に目を通して、
「森田療法」というものを知るに至りました。
「ありのまま」という言葉の本当の意味を知ることができました。
ジョンレノンの有名な「Let it be」が
なぜ未だに人々の心を惹きつけて離さないのか今なら理解できます。
こうした2つの出来事を通して、
僕は自らの「不安・恐怖」に「ありのまま」臨むことにしました。
そう、抵抗もせずそれに押しつぶされることもなく、そのままに。
正直まだまだめちゃくちゃ怖いです。
でも、これを「ありのまま」にできたとき、
きっと僕の人生は変わります。
上のリリックの意味がわかった今、もう逃げません。
Bonafide Law
Hustler
秀 虎
@h1det0ra
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