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知的財産の価値




Amazonマーケットプレイスが機能しなくなってから、
メルカリを愛用するようになりました。


マーケットプレイスより
若干ですが安価で入手できるからです。


そうすると、よく発売直後の本で
裁断済みの本を目にするようになりました。


これはスキャンした後、定価同等の儲けを得るという
二重の利益を手にするに等しい行為です。



つまり、通常中古を販売する場合、
売ってしまえば手元にはなにも残りません。


ところが、裁断本の販売ではスキャンしたデータを保有したまま、
さらに本という有体物の売却価値まで手中に収めているのです。
これが二重の利益ということの意味です。

電子化に関しては、
自炊業者の存在が問題となり多くが淘汰されてしまいました。


メルカリというのは以前も
クレジット枠の現金化という問題も発生した過去があります。

多種多様な利用者が多いマーケットであることから、
常に時代の最先端の問題を発する場所なのかもしれません。


こういった現状もあるのかもしれませんが、
とん挫した著作権法の改正に関して議論が紛糾していました。


YouTubeTV番組等を流用している場合も見受けられます。


知的財産が増える現代で、
それを尊重しない態度は厳罰をもって
制裁を受けるおそれも将来的にあります。


今の私たちの知的財産・無体財産に対する態度が
将来におけるかかる財産の価値を決めることでしょう。


知的財産というのは、本の印税のように
そもそもが利益率が低いことが多いです。
目に見えないものだから、
価値をディスカウントされているのではないでしょうか。


せめて有体物同様、
作り手のことを少しでも意識できたらいいのかなと思います。




Bonafide Law Hustler 
秀 虎 
h1det0ra
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