世間の人は「行政書士のくせに…」と言いますが、
それなら「お前取ってみろよ!!」なんて腹の中で思ってしまいます。
それほど行政書士試験は簡単ではありません。
かといって、司法書士や司法試験とは段違いに簡単です。
それでも司法試験のステップアップには最適な試験に違いありません。
(それ以外に最近知った行政書士合格のメリットは
弁理士試験の論述科目の一部が免除になるということ)
最近、柴田孝之先生が行政書士試験の合格ガイドを導入されたので、
それに触発されて僕も自分なりの合格法を書いてみたいと思います
短期合格を目指すという趣旨で合格法を記します。
【導入期】
方針:試験科目の全体像把握
本試験で要求される知識の7割程度を押さえる
という感覚でいい
①「入門テキスト読込」
☞これは先日書いた「オススメの法律入門書」をご覧ください
※個人的なオススメは伊藤真さんの「講義再現版」です
②「詳細テキスト読込」
☞この点は、前述の記事の柴田孝之先生の
「生講義シリーズ」が最適です。
※分からないことを調べたいときに、
C-BOOKや法律用語辞典があると便利
※テキスト読込時の注意点
法律は体系が非常に重要です。
それゆえに目次をコピーして常に手元に置きながら、
今読んでいる個所は目次のどこにあるのかを確認しながら
読み進めてください。
それを繰り返せば自然と体系が頭に刷り込まれます。
【択一対策】
方針:導入期の知識の穴を埋め、
問題集の95%の正答率を目標に取り組む
①「肢別問題集潰し」
☞分かる問題、分からない問題を振るいにかけます
↓
分かる肢には思い切ってPROCKEY(又はサインペン等)で×をつけ、
分からない肢にはレ点を入れます
覚えたい部分にはPROCKEYでアンダーラインを引いたりと加工します
②「実際の過去問(たいていは5肢から選択式)を解きます」
☞ここでも②とPROCKEYの使い方は同じです
【記述対策】
方針:満点は目指さない
肢別本や過去問演習時にどれだけ条文を引いたかが鍵
「記述式問題集の読込」
☞択一対策がある程度仕上がってきたら、
徐々に記述式問題集を眺め始めるといいでしょう。
出る範囲は大体決まっていますので、
できれば市販の問題集を複数冊読み込むことをオススメします。
読み込む際の注意点は、自分では思いつかないフレーズ等
特徴的なフレーズにはマーカーを引いて覚えてしまうことです
【一般教養対策】
方針:あまり時間を掛けないという必要最小限主義
足切を免れることを主眼に置く
①「ケータイ行政書士」の高速大量回転
☞一般教養対策の問題集や参考書も玉石混交ですが、
僕が受験生の時に一番有用だったのがこの本です。
解説と同時に、すぐ隣に肢別問題集になっているという形式
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ここからは余裕があれば…。
②「肢別本」を潰す
③過去問集で演習
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これらを全部こなしたとしても、今年の試験に間に合います。
というのは試験日が11月初旬。申込が8月~9月まで。
とすれば、4月から始める場合
【導入期】を2か月程度(4月頭~5月末)
【択一対策】を3か月程度(6月頭~8月末)
【記述対策】を1.5か月程度(9月頭~9月末)
【一般教養対策】を1か月程度(9月頭~9月末)
9月から試験日の間まではどうすると思われるかもしれませんが、
10月はどうしても弱点を重点的に潰す時期としたいのです。
(余裕があれば各社予想問題もオススメします
これが結構当たります!!)
検討中の方は是非今年の試験に挑戦してみることをオススメします!!
Bonafide
Law Hustler
秀 虎
@hideo109
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