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5月, 2019の投稿を表示しています

逃げない

思い返せば、僕の人生って逃げてばかりでした。 嫌なことはやらない傲慢さ。 この歳で気付きました。 この歳で気付けました。 教えてくれたのは、まず敬愛する AK-69 をはじめとする HipHop 。 「一歩も引かねぇ、俺は Soldier 」 「イモひきゃケツわるしかねぇぞ小僧」 「ビビったならば最後だ、引くんじゃねぇぞ」 「逃げるならとうに逃げとるて  かっこ決めて歩くのが俺の信条」 これまでなら「ふーん、かっこいいじゃん」って こういったリリックを聞き流してました。 それをリアルに感じさせてくれたのが 2 つありまして。 まずは abema で流れていた AK-69 の武道館 2DAYS 。 もう一つは、 「森田療法」 という本。 1 つ目について、僕は AK が少し売れ始めたくらいから知っていて Kalassy Nikoff の頃から聴いていたので、 感動で 4 時間泣きっぱなしw その 4 時間の中でちょいちょい MC があったんですが、 彼がどんな気持ちでその曲を作り歌ったのかが伝わってきて 改めて彼の 生き様 が好きで AK-69 を 10 年以上聴いてるんだなとしみじみ。 僕が感じたその生き様っていうのは、 己の弱さに向き合う姿勢というかアティチュード 。 たとえば「 START IT AGAIN 」の HOOK にしても、 「もう 1 ミリ」という曲にしても、 常に自らの中にある恐怖と向き合っている姿勢 がうかがえます。 そしてもうひとつの 「森田療法」 について。 「森田療法」については、 16-17 歳くらいにパニック障害になったときにその存在は知っていました。 ただ概要だけ知って自分には合わないと決めつけて 10 年以上詳細を知ることなく 30 歳を過ぎていました。 それがふとしたきっかけで以下の本を手に取りました。 試験でもなんでもいい、 なにかに不安を抱える方にこの本の おわりに だけでも読んで欲しい。 僕は著者の生き方、というより人

知的財産の価値

Amazon マーケットプレイスが機能しなくなってから、 メルカリを愛用するようになりました。 マーケットプレイスより 若干ですが安価で入手できるからです。 そうすると、よく発売直後の本で 裁断済みの本を目にするようになりました。 これはスキャンした後、定価同等の儲けを得るという 二重の利益を手にするに等しい行為です。 つまり、通常中古を販売する場合、 売ってしまえば手元にはなにも残りません。 ところが、裁断本の販売ではスキャンしたデータを保有したまま、 さらに本という有体物の売却価値まで手中に収めているのです。 これが二重の利益ということの意味です。 電子化に関しては、 自炊業者の存在が問題となり多くが淘汰されてしまいました。 メルカリというのは以前も クレジット枠の現金化という問題も発生した過去があります。 多種多様な利用者が多いマーケットであることから、 常に時代の最先端の問題を発する場所なのかもしれません。 こういった現状もあるのかもしれませんが、 とん挫した著作権法の改正に関して議論が紛糾していました。 YouTube で TV 番組等を流用している場合も見受けられます。 知的財産が増える現代で、 それを尊重しない態度は厳罰をもって 制裁を受けるおそれも将来的にあります。 今の私たちの知的財産・無体財産に対する態度が 将来におけるかかる財産の価値を決めることでしょう。 知的財産というのは、本の印税のように そもそもが利益率が低いことが多いです。 目に見えないものだから、 価値をディスカウントされているのではないでしょうか。 せめて有体物同様、 作り手のことを少しでも意識できたらいいのかなと思います。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

法学の基礎とは何か

先日、予備試験のお話をしていたので その続きでもしましょう。 その際に、基礎のまとめノートを作っていると言いました。 具体的には、情報カードに暗記すべき事項をまとめて 日々少しずつ記憶に勤しんでいます。 では、その予備試験や司法試験で基礎といわれるものは何でしょうか。 基礎・基本とは、 定義・趣旨・要件・効果 に尽きるものだと考えています。 あとはプラスαとして覚えにくい 長い規範 もカードにしています。 ( 本来は趣旨規範ハンドブックを使えば時短になるでしょう ) ただ、定義に関しては 正確に再現できるまでの暗記は必要なく、 ある程度のイメージがわく程度で済むものが多いでしょう。 ( 定義に関しての重要性は下記の本に教わりました ) そもそも何度も当ブログで言っているように、 基本的知識が頭に入っていなければ思考はできません。 なぜか司法試験予備試験の世界では、 思考力が大事で喧伝され、暗記が軽視される傾向にあります。 もちろん暗記優位型と思考優位型にタイプは分かれると思うので、 一概には言えない部分もありますが、 思考優位型といえども考えれば必要な知識が出てくる状態にはあると思います。 僕はたまたま暗記先行型なので暗記から始めているだけのことです。 色んな勉強法があっていいと思います。 たまたま僕がこういう方法をとっているということのご紹介でした。 それにしても BEXA って便利ですね! 無料で DL できるものを試しに落としてみると、 その完成度の高さに感動しました。 資格スクエアが無料で短答対策教材を提供していたり、 定価価格化や無償化の波は年々増えており、 業界の勢力図も変わっていくんでしょう。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

種も仕掛けも魔法もない

基礎固めという名の基本書の通読と、 暗記事項のまとめを進行中です。 それが、民法 → 刑法ときて、 ついに今日憲法の基本書通読とまとめが終わりました。 明日から会社法に入って、 計算上では 6/17 に全科目終了予定です。 ( 細かすぎかw ) 予備試験の話は日を改めてしましょう。 -------------------------------------- よく見かける本のレビューに、 「特に真新しいことはなかった。」 というものがあります。 そういうことを言う方に送りたいことばは、 ABC だけです。 A あたりまえのことを B バカになって C ちゃんとやる うつ関連の書籍を数多く出版されていて、 僕も愛読する下園壮太さんは 「うつが完解への魔法はない」 とよく言います。 現状を打破したくて、 みんなアラジンのような魔法のランプを求めているんですよね。 でも、そんなものは現実には絶対なくて、 着実に一歩一歩と地道に歩みを進めていくしかないのです。 そんなことを知っている公務員の友人が、 AK-69の「Only God Can Judge Me」を気に入っていました。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

法律が絡む試験の対策-宅建、貸金業務取扱主任者等-

宅建士や貸金業務取扱主任者をはじめとして、 民法を中心とする法的知識や思考力を試す試験は多いものです。 そこで、法律の「ほ」の字も知らない方向けに、 宅建等の試験勉強対策を考えてみたいと思います。 まずは、とっかかりですね。 ここでつまずくと拒否反応が強くなり、 そのあと取り組む気がうせてしまうでしょうから。 圧倒的分かりやすさとボリュームを絞った入門書は、 「伊藤真の入門シリーズ」 です。 僕は予備試験においてもシケタイをはじめとする 伊藤塾の教材を愛してやみません。 それは他の参考書では当然の前提とされるところを 省略せずに丁寧に説明してくれることにあります。 そうすると、ボリュームの点等で 試験に臨むには少しこれでは物足りません。 じゃあ、どうするか。 次の段階が、柴田孝之先生の 「生講義シリーズ」 です。 こちらも分かりやすさに加えて、 重要な論点 ( ※法律上の問題点 ) の説明も豊富です。 この 2 冊さえあれば、 法律を専門とする試験以外ならお釣りがくるくらいの 法的知識が身につきます。 宅建士等の民法を使うような試験に向けて、 盤石な基礎を築き、他の受験生に差がつけられるでしょう。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

判断回避の法則

人間の 1 日の行動のうち、 9 割は無意識だそうです。 でも、現代は情報があふれ、 日々何かを選択判断し取捨選択しているような気がします。 でも、僕は自分の判断というのをあまり信じていないので、 できるだけ判断を回避する方策を採っています。 まずは、 タスクリストの作成 。 これはみなさんやっているでしょう。 ただタスクを減らすべきことは 「減法主義」 で述べた通りです。 そもそもいちいちやるべきこと・すべきことを判断していたのでは 何も成し遂げられないでしょう。 次に、勉強のみならず、 仕事においても活用しています。 特に事務仕事等において有効なのですが、 「チェックリスト」 の効用は大きいという言葉では形容しきれません。 マニュアル主義という言葉は最近批判されませんが、 初心者でもマニュアルさえあれば一定水準の仕事が行えるのです。 つまり、思考・判断を回避する上において 極めて有用なツールといえます。 勉強においてもこれって使えるんですよね。 「このパターンがきたらこう返す」 それを蓄積することも学習のひとつでしょう。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

予備試験のモチベーション

僕は独学、しかも宅弁なので モチベーション維持には工夫を凝らしています。 普通の人と感性がずれているので、 自宅で勉強することは特に不便はありません。 むしろ自宅なので 「あの参考書を参照したい!」 なんていうときに最適な環境です。 傍から見れば自制心が強いと思われるかもしれません。 でも、僕も普通の人となんら変わりはなく、 スマホの誘惑なんかには余裕で負け続けています ( 笑 ) そんな中、最近になって独学ならではの モチベーション維持のための秘訣を発見しました。 それが StudyPlus というアプリです。 勉強記録をつくるというシンプルなアプリなんですが、 同じ目標同士の人でつながれるという SNS の要素も備えています。 公に記録するだけあって、恥ずかしい記録はつけられません。 また、本当に勉強している人とつながることで負けれない、 という一種のピアプレッシャーもあります。 ピアプレッシャーというのは、 みんなが残業する中で自分ひとり帰社することができない というあのプレッシャーを指します。 つまり、 StudyPlus を使うことで、 本当にレベルの高い受験生同士の間でピアプレッシャーを 感じることができるのです。 これを使わない手はないでしょう。 僕も 「秀虎」 という名前で予備試験のところにいますので、 ドシドシ申請のほどお待ちしております! Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

過去問シリーズ―英検―

こないだ 「過去問の威力」 のエントリの反応が良かったので、 具体的に各試験でシリーズ化して敷衍していきたいと思います。 まずは、だれもかれも有する 「英検」 について。 (エントリを改めますが、 この議論は TOEIC においてもあてはまります ) 素材は 2 つだけ。 1. パス単  (TOEIC :速読速聴を自分のレベルに合わせて ) 2. 全問題集 ( 旺文社 ) (TOEIC: 公式問題集 ) 自分自身も持っていますが、 たくさんの生徒をこれまで合格させてきました。 そんな中、たくさんの教材がある中で 本当に必要なのは上記の 2 つのみです。 ただし、条件が 2 つあります。 1.   両方とも 9 割は完璧にすること   ↓ 2.  文法問題は別途各種レベルに合わせた参考書を   参照し過去問に臨むこと   ↓ 3.  英作についてはひな形 ( フレームワーク ) をおさえる   又は、不安なら添削を受けること 1 のみでほぼ合格圏ですが、 この 3 つの流れを踏めば確実に余裕で合格できます。 ただ 1 が難しい。 これができなくて何回もみんな落ちるんですよね。 ただ、ここで自分なりの暗記の仕方を確立しなければ 他の試験で合格することは難しいでしょう。 常に己との闘いです。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

節約のコツ

先日のエントリで貯金を始めた話をしました。 そこでふと思いついたコツをお話ししましょう。 「それを買って使う自分はいるのか?」 これを買う前に端的に自問してみることです。 おそらく購買意欲がわいているくらいですから、 「使うにきまっとるやん!」と思うでしょう。 が、待ってください。 それって数回使って終わりになりませんか? 元は取れますか? なんでもかんでも元を取ろうとする志向はケチ臭いので、 好きではありません。 ただ、長期的にみて本当に自分に必要なのかどうかを 考える際には非常に有効な問いかけだと思います。 むかしお金を稼いだり、貯めたりすることについて 色々本を読みました。 その際にどの本も言っていたのは 2 つ。 1 つは、消費・浪費しない もう 1 つは、自己への投資が確実な投資である そういったことを踏まえて、 お金の使い方を考えてみるのも少しは有益かもしれません。 Bonafide Law Hustler   秀 虎  @ h1det0ra Copyright © HIDETORA. All rights reserved.

独  立 と 貯  金

    休日はできるだけ本を読みたいなと思って、 お気に入りの下薗さんの本を読みました。 「 40 回 400 回の法則」っていうのが紹介されていて、 勉強においてもあてはまるなーと。 これはものごとを身につけるには、 大きな経験・失敗をした場合には 40 回で、 小さな繰り返しであれば 400 回の回数が必要だというお話です。 塾で教えていた時は、年に 1 人くらいの割合で 1 回見ただけで覚えてしまう生徒がいました。 そういう超人を除けば、 おおかたこの法則通りだろうなと感じます。 ―――――――――――――――――― 国家公務員の障害者雇用試験と 来年は予備試験を受ける、ということくらいしか考えていません。 体調も悪く先がみえません。 そのため、いざというときに備えておかねばなと 昨年末に痛感しました。 もともと貯金とか節約という概念が僕にはなく、 あればあるだけ使うという節操のなさ。 そんな僕が上記のことを受けて貯金を始めました。 具体的には、収入の 1 割を貯金するという方法。 強制的に別口座に移しています。 あとはトリガー ( きっかけ ) があった際に、 小銭を貯金箱に放り込むなんてこともやっています。 それもこれもいざという時のためだけではありません。 実はちょっぴり将来のことを考えています。 もし公務員も予備試験もダメでも、 LIFE GOES ON なんとか現実と折り合いをつけねばなりません。 そこで、雇われるのに向いていないんだから、 どうせなら独立しようかなと考えるに至りました。 数年前からかすかに頭にはあったんですが、 自分の可能性を捨てきれなかったり専門分野が見つからなかったりと 優柔不断な態度でここまで来てしまいました。 来年の予備試験を区切りにするかどうかはまだ決めていません。 ただ、行政書士として魅力ある専門分野を発見したというのは大きいです。 色んな職業の人をみている友人も言っていましたが、やり方次第だ