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8月, 2015の投稿を表示しています

精神科医との対話―その1―

おはようございます、秀虎です !! 今日から不定期連載を始めます。 その名も 「精神科医との対話」 です。 私が通っているメンタルクリニックでの 備忘録 ですが、 似たような状況にいてもいなくても、 みなさんに何らかの “気づき” があればいいなと思い綴ります。 先日の診断でメインテーマとしてお話したのは、 仕事論 。 会社を前にして怖くなって帰ってしまう私がいました。 その時には理由は全く分からないのですが、恐怖でパニックです。 そうして逃げ出す(出社拒否)と、 いつの間にか冷静な私に戻っているのです。 先生にこの話をしたところ、仕事の内容について尋ねられました。 私がしている仕事は、専門的な要素は絡めど単純な事務作業です。 先生はそこに着目されました。 「秀虎さんは職人肌ではないですか ? 」 そう、先生のご指摘通りで、 だからこそ専門性を究極に追求した法律家を志しているのです。 先生もそのことは承知です。 そこで先生は以下のように仰いました。 「仕事に 1 %でもいいので“利息”を付けてみてはいかがですか ?  現代の技術が進歩した時代だと、自分がやったという達成感を  得ることができないことも多くあります。 そこで、自分がやった証のような“手垢”を残すんです。 それは秀虎さんしか残せない“何か”です。」 言われてハッとしました。 そう、それこそ私が仕事において常々心掛けていたこと。 本でも先日似たような話を読んだばかりだったのに、すっかり忘れていました。 ですから、今週の目標は ①   無遅刻・無欠勤 ②   (僅かでもいいので)「利息(手垢)」を仕事につけること 以上を心掛けて、酷暑の 1 週間を適度に乗り切ります。 秀虎

鬱との距離感

こんばんは、秀虎です !! 最近は 練マザ の D.O さんが個人的に熱いです。 (知らない人は YouTube でリンカーンを観てください !! ) 思えば、大学を卒業して 2 年目の夏は 漢 a.k.a GAMI の「 Murderation 」を ずっと就活移動中の電車で聴いていました。 ラップには 生き様 が出ます。 その生き様がトラックであったり、 リリックに滲み出て きて リスナーはそこに惚れるのです。 言霊 といううまい言葉がありますが、まさに言いえて妙。 こうしてブログというツールを使って発信する立場に立っている私も 自戒 を込めて改めてそう感じます。 さて、本題の 「鬱との距離感」 について。 私がパニック障害を患った 10 年前と比較すると、 心の病気というのも広く世間に知られることになり 周囲の理解も増してきました。 そのためかどうかは分かりませんが、 いかに安易に精神疾患を患っていることを晒す人の多いことか、 と疑問に思うことが増えています。 たとえば初対面でいきなり鬱なんだとカミングアウトされたところで、 打ち明けた方はスッキリするのかもしれませんが、 された方はたまったものではありません。 もちろんこれは個人的な感じ方の問題かもしれませんし、 日本人ならではの恥の意識が強く働いているのかもしれません。 ただそのために鬱をはじめとする精神疾患が軽んじられることがあってはなりません。 誰にも言えず、苦しんでいる人も確かにいるのです。 私の最近見直した鬱とのルール。 それは 「基本的にはクローズだが、但し迷惑を掛ける場合を除く。」 というものです。 距離のある友人や知り合い(ましたや初対面の人)には、 特に知らせる必要がありません。 これらの人々には元気な自分を知っていてもらえば十分だからです。 下手に気を遣わせるのは、むしろ逆なのです。 一方で、交際相手や親しい友人、職場などは別途考慮が必要です。 どうしてもそれら対象との距離が近い分、 迷惑を掛けるリスク も大きくなるからです。 ゆえに知って

奮闘中の近況報告

お久しぶりでございます、秀虎です !! 仕事(アルバイト)と勉強に 打ちのめされていた一か月間 でした。 (ご迷惑もお掛けしました。) そのためになかなか更新できない状況でした。 ただ、就業からもうすぐ一か月。 ようやく慣れてきて、自分のペースも掴めてきました。 その間に、きちんと 障害年金の申請 も済ませてきました。 気分障害や発達障害の認定基準が変わりそうだ… とネット上を賑わせています。 しかし、心配するに至らないでしょう。 どうやらこれまでの認定基準が緩かったのではないか、 つまり 適正化するのが今回の審査基準改定の目的 だと推測しています。 それと 勉強 もきちんとしていますよ ! 工藤北斗先生 の予備試験に対するガイド本も発売日に目を通しました。 師匠の 柴田孝之先生 と比べるとあっさりしていますが、 逆に 要旨が明確であり、すべきことがハッキリ しました。 (柴田先生のガイド本は困ったときに開く、辞書的位置づけ) 私も実は勉強は 柴田孝之先生を基礎に 据えています。 (柴田先生と直接お話をして、納得の上で) 大学一年時に入門講座の門を叩いたのも LEC の柴田クラス でした。 一番の理由は… 教材の充実 に尽きます。 自著の執筆に熱心で、数多くの書籍を残されています。 (この点で他の講師の追髄を許さない) なので、私のように 自習自学することが向いているタイプ には 柴田先生が合うかもしれません。 逆に、 予備校ならではの強制力があった方 がいい、 というのであれば自分にあった講師を選ばれることをおススメします。 いくら評判が良くても、 自分というフィルターを通してどう思うか が肝心です。 司法試験は私が大学入学時には “資本試験” と揶揄されていました。 (お金のある者が受験資格があり合格できる、という意味合い) 私も苦学生であったため、 予備校に投資することは安い買い物ではありませんでした。 それでもせめてあの時点で入門講座を受講していたから、 今の自分があるのだと思います。