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目標依存症という病

どうも、秀虎です!!


今回は前回の続きになります。


巷には自己啓発本が溢れ、
なにか有益なことをしていることに優越感を感じる人がいます。


ネット界ではこれを「意識高い系」と揶揄します。



しかし、目標や夢などが必ずしも必要でしょうか?
ということが今日のテーマです。



日本の教育では常に目標を持っていることが善とされます。
そして初志貫徹し、その目標を達成した人を大変評価します。


確かに、それはそれで素晴らしいことです。
私自身もROCKY BALBOAのような人物に憧れ、
自分を高めることにはどんな苦労をも厭わない人間ですから
それはよぉ――――く分かります。



ただ、世の中にはたくさんのフォロワーがいるということを
見落としているのではないでしょうか。


夢や目標などは特になく、
つつがなく人生を送れればそれでよい、
そういうフォロワータイプもたくさんいるのです。



にも関わらず、目標や夢を追い求めることが
全てであるかのように盲信し、
その価値観をフォロワーに押し付けるのは
その人自身の人格を無視したものではないでしょうか。



習慣コンサルタントの古川武士さんは、
このような人々を「波乗りタイプ」と表現されています。



反対に私のような目標追求型の人間を、
「山登りタイプ」といっています。



人生というのはうまくバランスをとることが必要でしょう。


軸足はどちらにあるとしても、一方に偏ることは危険かもしれません。
イノベーション続きの現代では、
一つのやり方に固執することは害あって益がないからです。


むしろ最近は「山登りタイプ」というのは不利な気がしています。
反面、「波乗りタイプ」のように目標など抱かず、
面白いと思った方向に自分を向かわせる人に
格好のチャンスの時代という感すらあります。

ですから、もし当ブログの読者の方に
「波乗りタイプ」のフォロワーの方がいらっしゃっても
目標・夢を追い求めることを強制されることには警戒してください。



それはあなたとは違う星の人の意見であり、
その人の生き方があなたに合うとは限らないからです。


以上、最近の目標依存症という世間の潮流に
危惧を感じる秀虎の意見でした。


秀 虎

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